初年度プロジェクト演習

2018年度 Project B(6~7月)Mクラス 実践報告3

課題

県産ブランド(甘とろ豚)の認知度アップ,普及方法について提案してください

課題提示者

株式会社 ビージョイ

課題解決策を提案するために行った活動(一部)

議論では、アピールポイントを列挙し、整理することから取り組んだ。整理する中で、美容や健康に効果があること、愛媛県の特産品であることに注目し、これらを軸にして提案を進めることを決めた。

愛媛県の特産品であることから、同じく愛媛県の特産品であるはだか麦とコラボしたいとの案が出て、麦と豚肉を使ったレシピを具体的に出すうち、色々な店とコラボできそうで、つい食べたくなるという意見のもと、甘とろ豚バーガーを考案した。甘とろ豚バーガーは、一次提案で企業からの感想を伺った際、もう少しレシピが欲しいとの意見をいただいたので、当初照り焼きバーガーだけだったメニューを、最終提案ではカツバーガーとの二種類にして提案した。一次提案で、人気で高級な部位と、そうでなく余りがちでひき肉にする部位について伺ったので、その点を踏まえてレシピを考案した。

販路について、最終提案で3つの方法について議論した。

整理したアピールポイントから連想した、様々なジャンルの食フェスでの提供、子供のわがままは聞いてしまうとの意見から、子供たちに名前を知ってもらって、親や祖父母世代での知名度の上昇や顧客獲得を狙った給食への提供、食フェスで終わりではなく食べたくなったら食べられるようにと県内外の個人経営のバーガー店と提携することを提案した。

本課題に対する最終提案の内容(一部)

愛媛県の特産品であるはだか麦とのコラボについて触れたことにより、食育や地産地消へと話を膨らませることができた。

販路の提案においては、認知度アップと、継続的で一定量の消費が見込めることに重点をおいてアピールした。

販路の一つ目の案として、食フェスに注目した。整理したアピールポイントから、様々なジャンルの食フェスに出店可能であることを見出し、提案内容に含めた。

また、販路の二つ目の案として、給食や社内食堂での提供を提案した。これは、コストはかかることなので、それを踏まえてプレゼンでは、「企業と提携することで、継続的な一定量の消費を目指せる」というメリットをアピールする必要がある、という意見が出た。また、給食に提供することで、食育に活かせること、親や祖父母世代の顧客の獲得につながることをアピールした。

また、販路の三つ目の案として、県内外の個人的なバーガー店との提携も提案した。これは、食フェスで食べて美味しかった、で終わらせず、食べたくなったら食べられるように、甘とろ豚バーガーを全国に点在して展開することを目指している。これもまた、「企業と提携することで、継続的な一定量の消費を目指せる」ことをアピールした。

最終提案を終えての感想(今後の抱負 )

レシピの考案に際して、序盤から具体的な案がたくさん出ていた点がよかった。アピールポイントを整理し、美容や健康への効果、愛媛ならではの商品であることや、また、どうすればバーガーを手に取ってもらえるか等、商品とそのプロデュース方法の両方について、掘り下げることができた。

企業からは、現実的で、県内外への普及が見込める、また、ストーリー性があるとのお言葉をいただき、一番良い評価をいただいた。

残念だったことは、実際に製作せず、経費計算を怠ったことだ。企業の方が一番気になるコスト面を、提案者である私たちが説明できなかったことは、プレゼンとして不完全であると感じた。また、プレゼンのタイトルの推敲ができなかった。これは、休んだメンバーへの共有不足や、次に集まる日時を決めずに解散するなど、個々人の意識の低さを物語るものだと感じた。

もっとチームワークを大切にし、協力して取り組むべきだと感じた。

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