初年度プロジェクト演習
2018年度 Project B(6~7月)Mクラス 実践報告2
課題
県産ブランド(甘とろ豚)の認知度アップ,普及方法について提案してください
課題提示者
株式会社 ビージョイ
課題解決策を提案するために行った活動(一部)
まず、最初にそれぞれがネットで調べるなどして案を考える個人ワークの時間をとった。そこから、それぞれ意見を出し合い、Facebookの活用、甘とろ豚の店を作る?工場見学ツアー、CMの作成、甘とろ豚ツアーなどの案が出てきた。現状として、県内外の認知度が低いということ、旅行の動機で「おいしいものを求めて」という人の割合が多かったこと、行ってみたい旅行タイプで「温泉旅行」が多かったことなどの根拠となるデータや現実性、費用対効果などを考慮して私たちは甘とろ豚ツアーに焦点を当てることを決めた。
まず、ターゲットを絞るため、甘とろ豚の健康効果に注目してターゲットを女性とした。スケジュール案としては、健康効果に基づいて、サイクリングをして、昼食に甘とろ豚のカツサンドを食べるという企画を盛り込んだ。さらに温泉旅行を求める人が多かったので、道後温泉に入り夕食で甘とろ豚の料理やコースを出すというようなスケジュールも採用した。これらのツアーから甘とろ豚の魅力を知るきっかけとなる→継続して買ってもらうというような効果が期待できる。
本課題に対する最終提案の内容(一部)
まず、企業様から旅行という着眼点は良いが、広告の方法などが不明確といったご指摘を受けたので、チラシやポスター、HP、ネット広告、インスタグラムのストーリー広告などの宣伝方法を出し合った。その中でも身近で影響力のあるCMに焦点を当て、企業様にインパクトが残るであろうCMソングの作成をすること決めた。グループ内で知恵を出し合い、甘とろ豚とツアーの2つのCMソングを考えた。
また、追加のツアーを考える上で、甘とろ豚と一緒に摂取することで健康効果がある食材を調べた。そこで、愛媛県の名産である柑橘類は豚肉と一緒に摂取すると、疲労回復、新陳代謝促進などの効果がある上に、夏バテ防止にも効果的だと分かり、親子連れをターゲットとしたツアーについても考案した。内容としては、みかん狩りをし、そこで採ったみかんと甘とろ豚でクッキングをする。例えば、みかんの酢豚やみかんコロッケなどだ。
そして最後に費用対効果として、見込み集客数150万円、CM作成費用100万円の予想を立てたら、他班と比べたらテーマソングを作るというインパクトのある提案ができたと思うし、企業様の記憶にも残ったと思う。
最終提案を終えての感想(今後の抱負 )
本プロジェクトを通じて、柔軟な発想の大切さを学んだ。私は今回あまり積極的に意見を出すことが出来なかったが、グループのメンバーが積極的に様々な意見を出してくれ、最終的にテーマソングを考えるというインパクトのある提案をすることができた。その過程を経て、自分の型にはまった考え方は変えていくべきだと感じた。多方向からの視点や想像力、柔軟な発想力はこれからのプロジェクトでも社会にでた後でも求められる力となるだろう。固定概念は捨て、様々なことに関心を持つようにしていきたい。
また、費用対効果を考える上で、企業側の視点に立つためにはそれなりの知識が必要だと感じた。CM作成にかかる費用や細々とした経費は完全に知ることはできないかもしれないが、BtoC,CtoCといったプレゼンをしていく中で知識として必要である。これからはそういったことも学んでいきたいと思う。
FSP 2018に戻る