初年度プロジェクト演習

2018年度 Project B(6~7月)Mクラス 実践報告1

課題

県産ブランド(甘とろ豚)の認知度アップ,普及方法について提案してください

課題提示者

株式会社 ビージョイ

課題解決策を提案するために行った活動(一部)

まず最終提案では一次提案に無かった甘とろ豚を活用したメニュー、他班が提案していた甘とろ豚バーガーのようなものを考えようということとなった。そこでまず注目したのが甘とろ豚の豊富な栄養素である。甘とろ豚には健康や美容に良いとされるオレイン酸が豊富に含まれている。また甘とろ豚の飼料であるはだか麦にも注目した。このはだか麦について調べてみるとはだか麦には白米の10倍以上の食物繊維が含まれており、がん予防やコレステロール値の低下など健康に良いとされているという結果を得た。またはだか麦は愛媛県東温市が日本一の生産量を誇っているものでもあり、このはだか麦も甘とろ豚を活用したメニューの中に取り入れたいと考えた。

次に考えたのが考えた具体的なメニューの宣伝方法についてである。この宣伝方法についての考えが一次提案では不十分であったので最終提案ではここに特に力を注ごうという考えになった。宣伝方法としては県内だけでなく県外にまで発信できるものが私たちの理想だったのでテレビ関係やネット関係を利用した宣伝方法について調査した。

本課題に対する最終提案の内容(一部)

最終提案では私たちの一次提案では無かった甘とろ豚、さらには甘とろ豚の飼料であるはだか麦を活用したメニューを考えた。その結果私たちの班が提案することとしたメニューは「甘とろ豚ラーメン」である。まず麺にははだか麦を使用する。はだか麦は甘とろ豚の食べている飼料であり、これには白米の10倍以上の食物繊維が含まれており、がん予防やコレステロール値の低下など健康に良いとされる。次に甘とろ豚の背油を入れる。背油にはオレイン酸やリノール酸など化粧品にも用いられる美容に良い成分が多く含まれている。そしてチャーシューには甘とろ豚を使用する。さらに余った豚肉をミンチにし、はだか麦で包む餃子もサイドメニューとして考えた。この甘とろ豚ラーメンと餃子は甘とろ豚を余すところなく使用しており無駄もないと考えた。またラーメンといえばあまり健康に良くないイメージだが美容、健康に良い栄養素を豊富に含んでいる甘とろ豚、はだか麦をふんだんに使用することでそのイメージはカバーできると考えた。

次にこの甘とろ豚のプロモーション、宣伝について考えたのが「宅麺」というシステムを使うことだ。宅麺は名前通り、ラーメンを自宅に取り寄せできる通販システムのことである。価格設定としては宅麺で扱われているラーメンの平均的な値段が約800円~900円ほどであったので900円に設定することにした。そしてターゲットはラーメンを食べる人と絞った。

最終提案を終えての感想(今後の抱負 )

本プロジェクトを通して大きく二つの反省点がある。

一つ目の反省点として準備が遅かったということが挙げられる。準備が遅かったせいでプレゼンのための調査や班のメンバーの意見のまとめなどが追い付かず少し内容の薄いプレゼンとなってしまった。また考えたラーメンというメニューを実際に作ってみるなど踏み込んだ考えにも行きつくことができなかった。

二つ目の反省点はpowerpointについてである。powerpointの制作能力はプレゼンの際、不可欠なものである。しかし私たちの班にはpowerpointに関する十分な知識、テクニックを有する者が少数しかおらず、そのできる人に任せきりにしてしまった。班全員がpowerpointに関して十分な知識、テクニックを有しており班全員で協同して制作することができていれば班全員の意見を取り入れられたよりよい提案ができていただろう。

これら二つの反省点から今後、powerpointの制作能力の向上、早めの準備を心掛けていくことがよりよい提案を行うために必要なことだと考える。

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