初年度プロジェクト演習

2016年度 Project B(6~7月)Aクラス 実践報告1

課題

(テントメーカーと協力して運営している)ショッピングサイトの売上を伸ばすためにはどうすればよいかを提案しなさい

課題提示者

株式会社コモテック

課題解決策を提案するために行った活動(一部)

私たちの班では「テントスーパーの売上を伸ばすために」という課題を解決するためにまず、実際にテントを使っている人に話を聞くことが大切であると考え、学校であれば運動会などの行事でテントを使っていたり、卒業記念品で納めているのではないかという考えから班のメンバーの出身高校や中学校に行き、話を聞くことを計画しました。実際に松山北高校と愛大付属高校の2か所の高校に訪問をして話を聞くことができ、8か所の学校に電話で話を聞くことができました。

学校の方とのお話から、学校では安全性やアフターサービスに不安があるためネットではテントを購入せずに実店舗で購入することがわかりました。そのため私たちは、テントの購入者のターゲットを学校関連ではなく、別の層に変えることにしました。また、全国にある優良なテント屋さんを紹介する「テント屋ナビ」というサイトがあることを調査から知りました。そこにテントスーパーを載せていただくことを一次提案では提案したのですが、実際に問い合わせてみたところ、実店舗がないテントスーパーは載せることができなかったため断念し、新しい提案について考え直しました。

本課題に対する最終提案の内容(一部)

最終提案について私たちの班は、「リスティング広告」を活用することを提案しました。テントスーパーでテントを購入してもらうためには、テントスーパーのホームページを訪れてもらうことがまず必要であるため、検索をしたときに目についてもらえるようなことを提案しました。

リスティング広告では、実際に検索される「テント」や「運動会」「イベント」などのキーワードについて、どれぐらいの単価で、予想されるクリック数、月にかかる料金などを具体的に調べて示しました。

また、テントを購入する際に「口コミ」が重要になってくると考えました。テントスーパーでテントを購入する場合の送料を原則有料とし、レビューを書くことで送料が無料になるようにすることを考えました。また、購入してから半年後に購入者に対して品質状態について写真とともに答えてもらうアンケートのメールを送信し、使ってからの口コミも集めることができるようなシステムを提案しました。

ターゲットを的確に絞ったリスティング広告と、実際のお客様からの声を武器にして売り上げがアップするような仕組みを考え最終提案を行いました。

最終提案を終えての感想(今後の抱負 )

今回のプロジェクトを通じて、テントスーパーの売り上げを伸ばすために、私たちの班では学校や会社など様々なところにアポイントをとり、話を聞きました。実際の提案をするときに私たちがインターネットや文献から調べてきた内容などにも提案の根拠としていいのですが、実際に私たちが見聞きしてきた内容については企業の方がほめてくださったので、実際に見聞きしてきた内容というのはどんなことよりも提案の強みになることを学びました。

また、ロジックを組み立てるということの大切さを知りました。何事も相手の方を納得させる場合には、根拠をきちんと述べて、プロセスをきちんと示すことで自分自身の考えについても相手方にきちんと伝えることができることがわかりました。一つの提案が失敗した場合にあきらめずにほかの提案をし続けるあきらめないことも学びました。

根拠を見つけることは学びましたが、それをどうプロセスを立てて伝えれば効果的かは自分自身まだ足りないように感じたので、それらの力をつけていきたいです。

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