初年度プロジェクト演習
2018年度 Project A(4~5月)Mクラス 実践報告1
課題
伊予銀行がお客様に選ばれるには?
チャネルを選択し,そのチャネルに必要なものを考えてください
課題提示者
株式会社 伊予銀行
課題解決策を提案するために行った活動(一部)
伊予銀行さんから提示された条件の中にチャネルを意識、ターゲットは20代の若者というものがありました。そこでその条件に適したチャネルを考えた結果、私たちはSNS、その中でも特にYouTubeに焦点を合わせることにしました。YouTubeは20代の利用率が特に高く、また、既に伊予銀行さんに既存のチャンネルがあるということからも、YouTubeはチャネル設定に適しているという考えに至りました。とりカエルをYouTuber化し伊予銀行さんの宣伝をすることで知名度を高め、それが新口座開設者の増加につながると考えたのです。
しかし普通にYouTubeで宣伝をしてもニュース性は弱く新口座開設者の増加につながるという考えに至りました。そこでニュース性を高めるために私たちが考えたのが普通にYouTuber化するのではなくV-tuber化するというものです。V-tuberはここ最近、2016年度あたりからでたもので調べたところ年々、人気が上昇しており、ニュース性も高く、宣伝力があるものだと私たちは考え、ここでとりカエルのV-tuber化を提案することを決めました。
しかしその動画の内容によっては伊予銀行さんのブランドイメージの低下が考えられると一時提案後の質疑応答で企業のかたに忠告をもらいました。そのためそこは動画内容を工夫することで改善できると考えました。
本課題に対する最終提案の内容(一部)
課題設定は、アンケートや年代別グラフを用いて20代前半に絞りました。そして、YouTube の年代別視聴率を調べ、20代前半が最も多いことから20代をターゲットとし、チャネルをSNSの中でも特にYouTube に絞ることにしました。
ユーチューブの中でも、より多くの人に見ていただけるよう、v-tubeというジャンルを使うことで差別化を図りました。
v-tubeを使うメリットとしては、リアル体験ができるところや、話題性があるということです。
また、デメリットとしては、内容や使う映像によってはブランドイメージの低下や、作成費などがあげられました。それらのデメリットについて、ブランドイメージの低下は、銀行の方としっかり審議を重ねて全員の了承を得た上で動画の投稿を行うことや、後者については、動画の広告費を作成費に当てるという方法で改善を図ります。
v-tubeで伊予銀行のとりカエルくんを地元の自然豊かな映像とコラボさせて、一緒に飛んでいるかのような体験をさせることで地元銀行ならではの愛着を抱いていただくことを目的としました。そして、認知度も同時にあげ、口座開設につなげることを提案しました。
最終提案を終えての感想(今後の抱負 )
今回、私たちの班は伊予銀行さんの課題に取り組みました。最初の話し合いではなかなか意見がまとまらず、一次提案では伊予銀行さんに厳しい言葉とアドバイスを頂きました。しかし、そのおかげで最終提案までにきちんと情報、意見をまとめることでができ、自分たちの提案をすることができました。班の中で意見が分かれたときはお互いの言いたいことを尊重して1つの意見にまとめることができたと思います。また、企業の課題を解決するに当たって、自分たちの提案が実際に使われるかもしれないということを考えると自分たちの考えに責任を持たないといけないなと感じました。さらに、班の人と活動するに当たって他の人の意見を聞いたり、尊重したりして、新しい考えを導き出すことが課題解決の鍵になると思いました。
次回から班が変わり、新しい環境で、新しい企業の課題に取り組まなければなりませんが、今回の活動で得たことを次回の課題解決に生かしたいと思います。
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